問診では、どのような耳鳴りがあって、どんな支障が生じているのか聞かれます。問診票が用いられたり、心理検査が行われることもあります。診察では、外耳や鼓膜に異常がないかを診ます。
検査としては、まず聴力検査が行われます。通常は7種類の高さの音(周波数)で聞こえるかどうかを調べます。ただし、この検査で異常がなくても、耳鳴りがする人には、それ以外の周波数で問題があるケースもあります。専門的には、周波数を連続的に変えて調べられる「自記オージオメトリ」という検査で7種類以外の周波数を調べることもあります。
耳鳴り自体の検査としては、耳鳴りの音の高さ(周波数)を調べる「ピッチ・マッチ検査」、耳鳴りの大きさを調べる「ラウドネス・バランス検査」、耳鳴りと同じ周波数の音で耳鳴りを遮蔽できる音の大きさを調べる「遮断検査」などが行われています。
画像検査では、耳のエックス線検査のほか、「聴神経腫瘍」などが疑われる場合は、MRI検査やCT検査などが行われます。
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