2015.01.10 Saturday
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2008.08.31 Sunday
腹八分
食は、健康維持の基本です。古くは、中国の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」に「道を知る者は、食欲に節あり」という語句あります。同じく、中国の管仲の著書といわれる「管子(かんし)」には、「衣食足りて礼節を知る」とか、「腹を量りて食す」という言葉が残されています。
「腹八分に医者いらず」とは、江戸時代に日本で生まれた言葉です。
医学的な根拠はないのですが、暴飲暴食の戒めの言葉が、これらの言葉です。他にも色々ありますよね。
腹いっぱいになるまで食べると、どんな弊害があるのでしょう?
口から入った食べ物は、胃や腸で消化、吸収されて、人が活動するためのエネルギー減になります。その意味では十分に食べる必要はありますが、胃は時間をかけて、ゆっくり食べ物を消化します。しかも、炭水化物などは、胃での滞留時間が長いです。たくさん食べる習慣のある人の胃は、極端な表現をすれば、いつも消化活動をしていて、休む時間が少ないといえるのです。
また、たくさん食べる人は、よく噛まないで飲み込んでしまうという傾向がみられます。よく噛み砕かれないまま、食べ物を飲み込むと、胃の負担は益々増加してしまいます。いずれにしても、満腹になるまで食べると、胃を疲労させ、消化不良の原因にもなってしまいます。一方、よく噛んで食べれば、腹八分目でも満腹感を得ることができます。
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