経口によって、感染する細菌で、胃に様々な障害を与えると言われています。
今まで、胃酸の強い(強酸)環境の下で細菌は棲息できないと考えられていました。しかし、この細菌自体の持つウレアーゼという酵素が、胃内の尿素を分解して作るアンモニアによりその酸を中和して、胃の中で棲息していく条件を整えているようです。
この細菌、正式名称をヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)といい、らせん状(ヘリコ)の細菌(バクター)で、胃の出口付近の幽門部(ピロリ)に好んで住み着くため、この名が付けられました。大きさは約3μm(マイクロミリ)で、4〜7本の鞭毛(べんもう)を持ち、この鞭毛によって活発に動き、胃粘膜を覆っている粘液層の中に潜り込み、粘膜の表面にくっついたり、細胞の間に入り込んで増殖し、胃粘膜に色々な障害を与えるのです。
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