2015.01.10 Saturday
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2008.02.25 Monday
食後高血糖とは
食事で摂った糖質は、小腸でブドウ糖に分解・吸収され、血液に溶け込んで、肝臓に運ばれます。
ブドウ糖が血中に流入すると、膵臓からインスリンが分泌され、肝臓に流入します。インスリンは、ブドウ糖を肝臓や筋肉などに取り込ませ利用し、血糖値を調整するホルモンです。
肝臓は、インスリンの働きで、ブドウ糖の大部分を利用しますが、肝臓を通り抜けたブドウ糖で全身の血糖値が上がります。血液中に増えたブドウ糖は、インスリンの働きで筋肉や脂肪などに取り込まれます。その結果、健康なときは血液中のブドウ糖の量が、一定範囲内を超えず、血糖値は正常範囲内に保たれるのです。
食後、直ぐは誰でも血糖値が上がります。しかし、予備軍の場合は、次のような理由で食後の血糖値が正常範囲を超えて高くなる場合が多く見られます。
・インスリンの働きが低下する
過食や間食を続けていると、脂肪肝になったり、筋肉に脂肪がたまります。すると、インスリンの働きが低下し、肝臓や筋肉でのブドウ糖の利用が悪くなります。そのため、食後の血糖値が高くなりますが、血糖値を下げようとインスリンが多く分泌され、空腹時には血糖値が正常範囲に戻ります。
・インスリンの分泌が遅く、少ない
両親のいずれかが糖尿病の人の多くは、体質的にインスリンの分泌が遅く、少なくなっています。しかし、インスリンの働きはむしろよく、通常、血糖値は正常範囲にあります。しかし、過食などで働きが低下すると、ブドウ糖を肝臓や筋肉などに取り込むのが不十分になり、食後高血糖が起こります。
2015.01.10 Saturday
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- 2008/02/26 8:25 PM